事業内容

技術紹介

Business

鉄筋継手とは

工場で製造された鉄筋は、輸送や現場での作業性などを考慮して、一定の長さ(定尺)に切断され、現場に搬入されるか、折り曲げが必要な場合は、加工場で加工された後に現場で搬入されます。建設現場での鉄筋の組み立ては通常1層ごとに行うので、上下階の柱の鉄筋同士を接合する必要があります。また、梁も構造上必要な鉄筋の長さが定尺より長い場合が多いので、やはり鉄筋同士を接合する必要があります。この、鉄筋同士の接合を「鉄筋継手」と言い、弊社では下記の工法に取り組んでおります。

手動ガス圧接

手動ガス圧接は、比較的簡易かつ高強度に接合できることから、建築現場で通常おこなわれている最も一般的な工法です。手動ガス圧接技量資格者が、酸素とアセチレンガスを使用し、手動で鉄筋を加熱しながら圧力をかけて接合します。

令和7年4月1日 日本鉄筋継手協会正会員 入会

フレア溶接

フレア溶接は、金属を重ね合わせた部分をアーク溶接を用いて接合する工法です。弊社ではアーク溶接の一種である半自動溶接の資格者が、炭酸ガスと半自動溶接機を使用して施工いたします。フレア溶接によって部材を重ね合わすことで、鉄筋自体の強度も向上し、杭工事による杭頭補強工事や耐震補強・高架橋工事等のバンド・フープ筋に用いられています。また、適応できる金属の種類が多く、スピーディーで屋内・屋外を問わず作業ができるという特徴から工場等、多種多様な分野でも活用されています。

A級継手ガス圧接

A級継手は母材破断が保障されている継手で構造部材における引張力の最も小さい部位以外に設けることができる継手です。強度剛性に関してほぼ母材並みであるが、その他に関しては母材よりやや劣ります。A級継手圧接の施工は、 公益社団法人日本鉄筋継手協会から認定を受けたA級継手施工会社が行うものとし、施工前試験により合格した技量者が施工を行います。

高分子天然ガス圧接

高分子天然ガス圧接継手は、従来のアセチレンを使用した還元炎方式に代わり、高分子還元材「PSリング」と天然ガスを組み合わたガス圧接工法です。PSリングにより圧接時の酸化を防ぎ、接合品質の安定性が向上するとともに、燃料に天然ガスを使用することで、CO₂排出量の削減や環境負荷の低減が可能となります。 

令和5年9月1日 エコウエル協会正会員 入会

CB工法エンクローズ溶接

エンクローズ溶接(CB工法)は、鉄筋同士の接合部に規定の開先間隔を設け、セラミック製の裏当て材を取り付けたうえで、半自動溶接を行い接合する工法です。裏当て材が溶接作業後に簡単に除去できるため、目視による溶接面全周の外観検査が可能で、溶接作業全体でも圧接の2~3倍の高能率があるため作業の効率化が望めます。

令和7年1月31日 CB工法協会正会員 入会

土木工事

建設業許可を取得し、地面や地下・河川・道路などの「インフラ」を建設・管理する工事全般。その他、耐震防火貯水槽の設置等も施工しております。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-4.png
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-3.png
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-4.png
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: %E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B-3.png